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既得権益とのはざまで


Skypeと無線ブロードバンドが及ぼす通信業界への影響


初めてのエントリでSkypeに注目してると書いたけど、こういうことですな。
非常にまとまっていて(長文ながら)未来を感じました。

あ、期待できるか未知数ながら>
ライブドアがパワードコムと提携し、「D-cubic」という無線LANサービスに参入すると発表

それでは、印象的なフレーズを列挙
あっしが時折書いていた内容をうまくまとめておられます。

>コミュニケーションの手段の多くが従来の電話網からインターネット網に置き換わった

>通信業界にとってSkypeはあくまでも表層に起きた現象に過ぎない。
 恐るべきはインターネットであり、業界を根底から揺るがす直接的な大地震に当たる  ものが、今後普及していくであろう無線ブロードバンドである。

>しかしSkypeが携帯電話に搭載されるようになれば、
 ポケットやカバンに入れて持ち歩くことができる。
 そして、無線LANが利用できるエリアであれば、世界中どこでもSkype携帯電話で無 料電話が可能となってしまう。
 これは既存の電話会社にとっては悪夢そのものだろう。

>電話の世界は「電話番号のある電話」と「電話番号ではなく個人の名前やメールアド  レスで電話がかけられる電話」の2つが混在することになるだろう。
  後者には日本の総務省管轄の電話会社のような「国家」「役所」「電話会社」
  は関与しない……より正確に言えば、”関与できない”のだ。

>電話関連サービスの供給と電話機の販売の両方を行っている。
 したがって、自分のビジネスモデルが壊されるような
 Windows Mobile携帯電話を発売するはずはなく、
 そもそもそのような携帯電話が世の中に存在することを知らせようなこともしない。

>海外での事例のように、携帯電話やPDAに無線LANを搭載するのが当たり前になり、
 携帯電話やPDAそのものが高速無線ブロードバンド端末になるのは確実だ。

電気が発明され
ラジオが発明され
テレビが発明され
携帯電話が発明され
インターネットが発明され(発明じゃないけど

次が楽しみですな。
by c50cub96 | 2005-06-22 22:24